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＜かごしま畜コミ・インフォ＞

　鹿児島県出水市で採取された環境試料（水）からの高病原性鳥インフルエンザウイルスの検出について，県自然保護課から情報提供がありましたので，お知らせします。

【経緯】
(1)11月３日，出水市で環境試料（水）を採取
(2)11月７日，鹿児島大学で遺伝子検査を実施した結果，水鳥のねぐら（荒崎）及び河川（江内地区）の水から高病原性鳥インフルエンザウイルス（Ｈ5Ｎ1亜型）が検出された。

【対応】
11月７日，家畜防疫員により環境試料（水）採取地点から半径３km圏内の９農場について，飼養鶏に異状がないことを確認済み。

※今シーズン，国内では既に複数の養鶏場での発生，複数の野鳥等からウイルスが検出されるなど，感染リスクが高い状況になっています。
　今回，出水市においてもウイルスが検出されたことから，県内のどの地域で発生しておかしくない状況になりました。
　家きん飼養農場等においては，引き続き，侵入防止対策の徹底をお願いします。
　なお，家きん飼養農場において本病を疑う症状等が確認された場合は，速やかに最寄りの家畜保健衛生所までご連絡ください。

　本県では，10月から翌年５月までを飼養衛生管理基準遵守強化期間と定めています。次の対策の徹底をお願いします。
【衛生対策】
　(1)　農場に出入りする車両，持ち込む物品の消毒
　(2)　農場に出入りする人の作業着の更衣，長靴の履き替え，並びに消毒
　(3)　鶏舎内に入る際の手指消毒，長靴の消毒と履き替え
　(4)　農場敷地の消毒（空気が乾燥しているときは，消毒液の噴霧によるホコリや粉塵発生の防止）

【野鳥・野生動物の誘引防止，忌避対策】
　(1)　農場内及び周辺のため池の水抜き
　(2)　止まり木となる枝の剪定
　(3)　忌避テープの設置などカラス・野生動物等の忌避対策
　(4)　農場内の整理整頓
　(5)　死鳥，廃棄卵の適切な処理
　
☆個々の農場で！地域ぐるみで！
　農場防疫（バイオセキュリティ）対策の徹底をお願いします！！

鹿児島県農政部家畜防疫対策課
TEL099-286-3224

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