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台湾の養豚場でのアフリカ豚熱(疑い)の確認 ※現時点では,確定されていません
農林水産省から情報提供がありましたので、お知らせします。
10月22日、台湾中部(台中市)の養豚場で確認された死亡豚の検体から、アフリカ豚熱ウイルスの遺伝子が検出されたとの台湾当局のプレスリリースがありました。
現時点では疑い事例という扱いですが、今後、アフリカ豚熱ウイルス感染が確認されれば、台湾で初の発生となります。なお,農場では直ちに豚195頭の予防的殺処分と消毒が実施され,周囲3km内に位置する2戸の養豚場については,豚の移動が制限されています。
【台湾当局が公表した防疫対策は下記のとおり】
・10/22 12時より,豚の移動および屠殺を禁止(5日間,状況に応じて延長)
・養豚における食品廃棄物の利用の禁止
・食肉市場および輸送車両の徹底的な消毒
・禁止措置以前に出荷された豚は,食肉市場および屠殺場へ搬入可能とし,生体豚は「入るのみ」で「出すことは禁止」とする。屠殺前後の検査を強化する。
・養豚場防疫調査を実施し,豚の健康状態を監視
・豚肉供給の安定化を図るため,生産・販売調整を実施
【豚飼養農家の皆様におかれましては,次の3項目の対策の徹底をお願いします】
(1)日々の健康観察と異状確認時の速やかな家保への通報
(2)野生動物の侵入防止対策について再点検
(3)養豚農場における飼養衛生管理の徹底及び養豚場周囲の草刈り等のイノシシ接近阻止
※アフリカ豚熱には,有効なワクチンがないので,飼養衛生管理の徹底が重要です。
引き続き,緊張感を持って、侵入防止対策に万全を期していただきますよう、よろしくお願い致します。
なお,本病を疑う症状等が確認された場合は、直ちに最寄りの家畜保健衛生所までご連絡ください。
※豚熱に関する情報(農林水産省HP)
https://www.maff.go.jp/j/syouan/douei/csf/index.html
☆個々の農場で!地域ぐるみで!
農場防疫(バイオセキュリティ)対策 の徹底をお願いします!!
鹿児島県農政部家畜防疫対策課
TEL099-286-3224
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